外反母趾(がいはんぼし)とは、中高年の女性に多い足部の変形と一般的に言われてきましたが、成長期のお子さん、スポーツをしている方、男性にも外反母趾(がいはんぼし)は発症します。

メカニズムについて、足の親指の付け根の関節部分にねじれのストレスが加わり、炎症を起こし、変形していきます。

また、外反母趾(がいはんぼし)は医師の診断に基づき、①足の親指の付け根の突出（バニオン）、②足の人差し指部分の足底部の皮膚上のタコ（ベンチ）の有無、③外反母趾(がいはんぼし)の角度、④レントゲン検査等で通常行われています。

どのようなケースで外反母趾(がいはんぼし)になりやすいのかというと、歩行や運動時のフォームや不良姿勢、エラー、スポーツ時の前足部荷重等により足部の前側に過度にストレスが加わり続けてしまうことが外反母趾(がいはんぼし)に繋がりやすいと考えられます。足部に過度なストレスがかかっていると、足の指や足底は過度な緊張状態が続き、変形が始まりやすいのです。

また、歩きづらい靴や擦り減ってしまった靴、合わない靴を履き続けることも外反母趾(がいはんぼし)を誘因のひとつです。

成長期のお子さんの場合では、骨や軟骨は未完成であり、成長途中にあるため成長痛の他に外反母趾(がいはんぼし)も起こしやすいタイミングのひとつと言えます。

足にストレスがかかった、疲労感がある等の場合はしっかり足の緊張状態をリセットするように心掛けていきましょう。

外反母趾(がいはんぼし)は変形してしまった部分に関して、元の形に戻すことは残念ですが難しいのが現状です。足は身体を支える部分です。

外反母趾(がいはんぼし)により足の関節の変形が進行すると、足部での安定性を低下させてしまうので、身体を支えることがこれまでよりストレスがかかりやすくなります。そうすると、膝のねじれを起こしやすくなり、股関節や骨盤のエラーや関節の動きが悪くなる、背中が丸くなる、頭が前方に出やすくなる等で不良姿勢が起こりやすくなります。

疾患では、変形性膝関節症等の膝痛、脊柱管狭窄症等の腰痛、ストレートネックや頚椎症等の首痛、自律神経症状を起こしやすくなります。外反母趾(がいはんぼし)により、様々な疾患を引き起こしやすくなる状況が作られてしまいますので、これ以上変形を悪化させない、変形を食い止める、ということが大切です。

外反母趾(がいはんぼし)の治療に関して、一般的には足趾(そくし)（足の指）の体操が有効とされ、重度の場合は手術が適用されることもあります。また、インソールを作成するのも方法のひとつです。

重要なことは、足部の安定性です。足の縦アーチや横アーチがしっかり機能しているのかがポイントとなります。外反母趾(がいはんぼし)の多くの場合は足の安定性が保たれず、不安定な状態が多く見受けられます。その原因はおひとりおひとり異なります。例えば、股関節が上手く使えていない、関節が弛緩している、インナーマッスルが使えていない等があります。おひとりおひとりの原因を探っていくことが必要です。

「外反母趾(がいはんぼし)」に対して行う、加須市「リライフ鍼灸整骨院」の施術についてご紹介です。

加須市「リライフ鍼灸整骨院」でできることについてご説明致します。

まず、痛みがある、炎症反応が強い場合、炎症をいち早く緩和させることを優先します。そのために特殊電気治療やお灸を使用するもあります。また、足部のアーチの低下（土踏まず）や高化が見られる、ふくらはぎや脚の張りが強く見られる場合はストレッチや鍼、手技を用いて安定した足部の状態を作っていきます。

また、外反母趾(がいはんぼし)は身体の使い方にエラーがあることや不良姿勢が考えられるので、姿勢分析も併せて行います。姿勢分析により、身体にどのようなストレスがかかりやすいのかを判断していきます。

外反母趾(がいはんぼし)を根本改善したい方に更におすすめしているのは、体操やエクササイズです。加須市「リライフ鍼灸整骨院」では、患者様と一緒に体操やエクササイズをマンツーマンで指導し、おひとりおひとりの状態に合わせて、お身体の機能改善を図っていきます。

根本改善は、身体の使い方や身体の癖を改善していく為、１,２回で改善を目指すのは難しく、施術期間にはお時間を要します。ですが、患者様の過ごしやすい毎日の為に、加須市「リライフ鍼灸整骨院」は最善を尽くします。外反母趾(がいはんぼし)がこれ以上ひどくならないように、一緒に頑張りましょう。